中古不動産について真剣に考えてみる。

東京オリンピックへ向けて新築のマンション・ビルの建築ラッシュがおきています。海外からも投資が集まり、建築したいのに施工してくれる建築会社が見つからないという課題もでているほどです。

 オリンピック後の新築物件

相場を読むのは本当に難しくはあるのですが、大局でみると日本は人口が現象していますし、新築物件がどんどん建つ時代ではなくなりそうです。もちろん住居は新築がいいという根強い声もあるでしょうから、完全に新築物件がなくなるという事はなさそうです。しかし「新築物件じゃなきゃだめ」という考えにこだわるのはもったいないですよ。広い視点で考えてみたいと思います。

上昇する中古物件価格

不動産のスペシャリストの視点でもこれからの1〜2年は中古不動産も上昇すると考えられています。ただしトータルの平均値は上昇すると考えられていますが、それぞれの物件では上がるものや下がるものが出てきます。この物件選びで大切なのが、割安な物件ではなく、価格が落ちにくいしっかりと魅力のある物件でしょう。

国がシステム化を牽引

現在、マンション・戸建てに関わらずしっかりとした情報が登録されているシステムは存在しません。国は2015年に向けて中古住宅のデーターベース化をすすめ、そこには売買価格や修繕履歴に加え、都市計画情報、学校区情報、地盤や地質、浸水履歴など災害にまつわる情報などが盛り込まれる予定です。

 見える化が進む中古物件

国が主導して中古物件の見える化が進むと、もっと安心して購入する人たちが現れるでしょう。そうなれば価値の落とさない物件を選び、きちんとメンテナンスし、購入価格より高く販売することも可能になるかもしれません。「新築だから安心」から「中古でも安心」と価値観が変わることでもっと中古不動産市場が活気づくと考えます。

 ライフスタイルに合わせて住まい方を変える時代(かも)

20代で35年ローンを組み、退職前に払い終え、一生の住処にするという時代続いていました。しかし退職と同時に田舎に引っ越す方もでてきており、ライフスタイルに合わせて住まい方を変えるという人たちも出てきています(海外に移住するというアクティブな方々もいますね)。人生は長くお金がかかります。新築物件を買っても売る時は中古物件。価格変動は未知数です。それよりも落ちにくい中古物件を探すほうが安心かもと思うのは、私だけではないでしょう。