HISTORY OF SHIBUYA

1885

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最初の「渋谷駅」 誕生

渋谷停車場が、日本鉄道品川線(現・JR山手線)の「渋谷駅」として開業。一日の利用客数は、今とは比べ物にならないなんと10数人程度という時代。

1887

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「日本麦酒醸造」(現・サッポロビール) 誕生

現在の恵比寿駅近くに誕生し、その後に商売繁盛の神として馴染み深い「恵比寿神」にあやかって命名された「恵比寿麦酒」を出荷するために、1901年に日本鉄道品川線(現・JR山手線)の貨物駅が開業。その5年後の1906年に旅客営業を開始したときに、商品名にちなんで「恵比寿駅」と名付けた。

1906

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「原宿駅」 誕生

日本鉄道品川線(現・JR山手線)の駅として「原宿駅」が開業。
開業の翌日に「日本鉄道」は国有化された。

1919

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「原宿駅」 2代新築駅舎開業

大正9年11月に明治神宮の鎮座祭が行われ、その後の参拝者増加を見込み神宮橋の近くに開業。

1924

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「しぶや百軒店」 オープン

関東大震災後の復興に伴う渋谷再開発計画によって造られた繁華街。渋谷の発展は「しぶや百軒店」からと言っても過言ではない古き良き商店街。昭和元年創業の名曲喫茶「ライオン」は、今もなお健在です。

1927

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「同潤会アパートメント」 誕生

当時としては先進的な設計・設備を備え、耐震・耐火の鉄筋コンクリート構造で、関東大震災後に復興住宅として建設。都市型の集合住宅の原点として、当時から人気を博した。

1932

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「渋谷区」 誕

10月1日、渋谷町・千駄ヶ谷町・代々幡町が合併し、東京市渋谷区が誕生。
東京市はそれまでの15区から35区に変貌を遂げた。

1934

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「忠犬ハチ公」 建立

渋谷駅前に忠犬ハチ公像がお目見え。第二次世界大戦下には、金属供出によって失われたが1948年に再建された


「東横百貨店」 開業

関東初の本格的ターミナルデパート「東横百貨店(東横店東館)」として開業。モダンな白亜の建物は、東横線ターミナル駅のシンボルとして君臨。

1939

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日本初の地下鉄(後の銀座線)が「新橋~渋谷間」 開通

1927年浅草~上野間、1934年銀座~新橋間、1939年新橋~渋谷間を開通させ、浅草~渋谷間全線での相互直通運転が始まる。

1945

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東京大空襲

渋谷一帯には焼夷弾(しょういだん)が降り注ぎ、多くの建物が焼け崩れていく中、東横百貨店も1階を除き全焼してしまう。

1947

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ワシントンハイツ竣工

旧代々木練兵場には、アメリカ軍の兵舎兼家族用宿舎として「ワシントンハイツ」の建設が始まる。

1951

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子ども向けの空中ケーブルカー「ひばり号」 誕生

本格的に復興が進む中、山ではない渋谷のど真ん中に浮かぶ「ロープウエー」は、戦後復興をシンボルとして話題を集めた。しかし、その歴史は2年と短く、1953年に玉電ビル(後の東横百貨店)の増築決定を受け、惜しまれつつ廃止された。

1953

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日本初の分譲マンション

東京都が分譲した日本初の分譲マンション「宮益坂ビルディング」が、宮益坂に誕生。

1956

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「東急文化会館」 オープン

渋谷駅東口に、日本を代表する建築家、板倉準三氏が設計し「文化の殿堂」を目指してつくられた「東急文化会館」が誕生。レストランや映画館、プラネタリウムなどが設けられ渋谷を代表するスポットとして人気を博した。

1957

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日本初の地下商店街 通称「しぶちか」 が誕生

戦後の渋谷駅周辺で商売をしていた露天商や闇市が原点となり、2坪ほどの多種多様な店舗がひしめき合う活気ある「渋谷地下商店街」が誕生。

1958

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「丸井渋谷店」 開店

高度成長期の真っ只中に開店。丸井の「井」の字を◯で囲んだレトロなマークが看板に


「セントラルアパート」 竣工

原宿地区(渋谷区神宮前)に、米軍関係者など特別な人々を対象とした共同住宅(アパート)として完成。上層階に事務所、下層階に店舗が入居するという形態で、アパートにはカメラマン、コピーライター、イラストレーターなどのクリエーターが多数入居するなど、ここに事務所を構えることが文化人のステータスとなった。

1964

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「渋谷公会堂」 が誕生

東京都が分譲した日本初の分譲マンション「宮益坂ビルディング」が、宮益坂に誕生。

通称 「キャットストリート」 誕生

暗渠化された渋谷川(穏田川)の上に作られた。因みに、かつての穏田川は渋谷駅付近で宇田川と合流し、合流地点より下流を渋谷川と呼んでいたという。

1965

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「渋谷東急ビル(後の東急プラザ渋谷)」 が誕生

ファッション、飲食店、書店、カルチャースクール、診療所など幅広い業種をテナントとした都市型商業施設として誕生。

1968

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「西武百貨店A・B館」 が開店

映画館(渋谷松竹・渋谷国際)などの跡地に、外装がモダン・アールデコ様式の大型店舗として、「シブヤ西武」が誕生。

1971

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「丸井ファッション館(現・マルイジャム)」 開店

ファッション、飲食店、書店、カルチャースクール、診療所など幅広い業種をテナントとした都市型商業施設として誕生。

1972

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「NHKホール」 完成

NHKの公開放送番組の収録や生放送をはじめ、クラシック、オペラ、バレエ、ポップスなど各種コンサート、古典芸能の上演、講演会、国際会議、各種式典等に幅広く使用されている。NHK交響楽団(N響)の本拠地ともなっているホール。

1973

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「PARCO part1」 開店

併せて「西武劇場」(現・PARCO劇場)も開設。1972年には、渋谷区役所通りがパルコ開店を前に「公園通り」と命名されている。

1975

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「PARCO part2」 完成

このころから井の頭通りから渋谷パルコに至る100m弱の坂道を「スペイン坂」と呼ばれるようになる。

1978

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「ラフォーレ原宿」開業

ファッションやアートのトレンド発信地として誕生。ラフォーレミュージアムは、ジャンルを超えた本物のアートや多彩なカルチャーイベントを開催。


「東急ハンズ」渋谷店が開業

渋谷区宇田川町に旗艦店となる渋谷店を開店。大都会の真ん中のホームセンターとして渋谷の新名所となる。

1979

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「SHIBUYA109」開業

道玄坂下交差点に面した鋭角の角地に「ファッションコミュニティ109」として開業。その後、109(イチマルキュー)と変更。
現在、購買層からは「マルキュー」とさらに省略された愛称で今なお人気健在のファッションビル。

1981

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「TOWER RECORD」開店

米国大手CDショップチェーンが、札幌に続いて渋谷にの大規模店舗をオープン。「タワレコ」の愛称で、ランドマークとしても健在。


「PARCO part3」 開店

「AfternoonTea」1号店などが出店。

1985

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「丸井 渋谷本館」 開店

「本館」「ヤング館」の2館同時開店。公園通りの両サイドに「丸井の前に丸井です。」というキャッチコピーとともに誕生。

1986

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「西武百貨店SEED館」 開業

劇場、映画館(ミニシアター)、展覧会場、ライブスペースを兼ねた多目的スペースとして誕生。

1987

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「SHIBUYA109-2」開業

「若者ファッションビル」として誕生。 2011年(平成23年)3月18日に建物全体を「109-②」から「109MEN’S」に改称。 さらに2018年(平成30年)4月28日には「MAGNET by SHIBUYA109」に改称し、7階を「MAG7」(マグセブン)として食を中心に音楽・アートを取り入れたエンターテインメント性の高いエリアとしてリニューアル。


「西武 LOFT」 開店

こだわりのある生活雑貨を中心に取り扱う総合的なライフスタイルショップとして誕生。
東急ハンズとよく比較されるインテリア・雑貨ショップとして人気スポットに。

1989

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「Bunkamura」 開業

新しい文化育成のための「創造の場」として人・芸術・物の交流を促進する「出会いの場」の3つをコンセプトに、コンサートホール・劇場・美術館・ミニシアターの各施設をはじめ、カフェやアート関連ショップなど、充実の大型複合文化施設として誕生。


「ハチ公像」 移設

初代の銅像は、戦時中の金属類回収令により供出されるが、その後、1948年に再建され現在二代目のハチ公像となる。

1998

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「渋谷インフォスタワー」完成

「ビットバレー」発祥の地として、渋谷区桜丘町に住友不動産が開発・保有する超高層複合ビルが3月に完成。

1999

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「Q-FRONT」開業

渋谷スクランブル交差点に面した渋谷駅周辺のランドマークとして12月に完成。街頭ビジョン「キューズ・アイ」は、個人・法人を問わずさまざまな映像やメッセージを発信することが可能。

2000

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「渋谷マークシティ」開業

渋谷区道玄坂一丁目にある、京王井の頭線の渋谷駅や商業施設、ホテル、オフィス、バスターミナルなどの機能があり、「イースト」(EAST=東)と「ウェスト」(WEST=西)の2棟のビルからなる複合商業施設が4月に開業。東京地下鉄渋谷駅構内側線(渋谷車庫)、京王電鉄渋谷駅に跨って建てられている。 2000年度建築・環境デザイン部門グッドデザイン賞を受賞。

2001

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「セルリアンタワー」完成

1950年から1992年まで東京急行電鉄(現:東急株式会社)本社があった土地に建設された、レストラン・オフィス・ホテルなどで構成される超高層複合ビル。東急ホテルのラグジュアリークラスとして開業。

2006

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「表参道ヒルズ」完成

1950年から1992年まで東京急行電鉄(現:東急株式会社)本社があった土地に建設された、レストラン・オフィス・ホテルなどで構成される超高層複合ビル。東急ホテルのラグジュアリークラスとして開業。

2008

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「東京メトロ 副都心線(池袋-渋谷館)」6月開業

池袋駅 – 新宿三丁目駅 – 渋谷駅間は、山手線のバイパス的な役割となる13号線副都心線。和光市駅 – 小竹向原駅間は、有楽町線と線路・駅・施設を共用。路線名の由来は、池袋・新宿・渋谷の三大副都心を縦断することから副都心線と命名。

2013

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「さらば、我が“かまぼこ屋根”の東横線ホーム」

東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が開始し、東横線渋谷駅の地下化に伴い“かまぼこ屋根”のホームが85年の歴史に幕を降ろした。

2012

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「渋谷ヒカリエ」 開業

東急文化会館のDNAを引き継ぎ、変化し続ける渋谷の街のシンボルタワーとして開業。構想複合施設として再起動を果たす。

2018

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「渋谷ストリーム」 開業

再開発の一環により渋谷駅の地上駅跡に大型複合施設として開業。渋谷川沿いには、遊歩道として「渋谷リバーストリート」が誕生。

2019

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「渋谷区役所」 新庁舎開庁

施設の老朽化と震災対策に伴い、庁舎及び公会堂の建て替えが2016年9月


「渋谷公会堂」 も名前を改め再スタート

2019年10月にLINE CUBE SHIBUYAとして再スタート。音楽コンサートにとどまらずフェンシングやバスケットボール3✕3など、スポーツ大会も開催。


「渋スクランブルスクエア」 開業

渋谷駅に直結した複合施設型超高層ビルが11月に開業。東棟はセルリアンタワーを抜いて渋谷エリアで最も高いビルとなる。


「渋谷フクラス」 開業

2015年をもって閉館・解体された東急プラザ渋谷の跡地に建設。2〜8階は東急プラザが入居し、閉館から4年8ヶ月ぶりに渋谷の東急プラザが復活。「大人が楽しめる渋谷」をコンセプトとした高層複合施設が誕生。

2020

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「原宿駅」が新規開業

2020年3月21日に山手線のJR原宿駅が、新しく広々とした駅舎に生まれ変わりました。

2021

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通称「しぶちか」がリニューアルオープン

2020年に63年間の営業を終え、2021年7月にリニューアル。今も昔も変わらず、スクランブル交差点の真下に健在。